農地・水・環境保全向上対策とは・・・
農業の持続的発展と多面的機能の健全な発揮を図るためには、効率的・安定的な農業構造の確立と併せて、基盤となる農地・水・環境の保全と質的向上を図るとともに、農業が本来有する自然循環機能を持続・増進することが必要です。
このような中、農地・農業用水等の資源については、過疎化・高齢化・混住化等の進行に伴う集落機能の低下により、適切な保全管理が困難になってきている現状や、ゆとりや安らぎといった国民の価値観の変化等の視点も踏まえた対応が必要となってきています。
また、これら資源を基礎として営まれる農業生産活動については、環境問題に対する国民の関心が高まる中で、我が国農業生産全体の在り方を環境保全を重視したものに転換していくことが求められています。
本対策の骨格と位置付け
これらを踏まえ、地域において農地・水・環境の良好な保全と質的向上を図るため、地域ぐるみでの効果の高い共同活動と、農業者ぐるみでの先進的な営農活動を、一体的かつ総合的に支援する「農地・水・環境保全向上対策」を実施します。
本対策は、力強い農業構造の確立、効率的な農業生産を目指す経営安定対策と「車の両輪」をなし、国民の価値観の変化、新たな要望に応えることにより、その理解と納得を得つつ、社会共通資本としての農地・農業用水等の資源、更にはその上で営まれる営農活動を一体として、その質を地域振興対策として位置付けられるものであります。
農地・水・環境保全向上対策の取り組み
●期間は平成19年度から平成23年度までの5年間
国と北海道、道内市町村では、農地・水・環境の良好な保全と質的向上を図る地域共同の取り組みを支援する施策として、平成19年度から5年間、農地・水・環境保全向上対策を実施します。
●共同活動への支援
農業者のだけでなく、地域住民・自治会・関係団体などが幅広く参加し、農地や農業水路などの施設を長持ちさせるようなきめ細やかな手入れや、農村の自然や景観を守る取り組みに対して支援を行います。また、都市住民やNPO、企業とも連携し、活動するなど、新たな取り組みも視野に入れています。
(活動組織の構成イメージ・例)