1.にぎわいと交流を創るまち
(1)生活基盤の充実
美しい農村・市街地、豊かな自然環境といった本町の特性を活かす、適切な土地利用を図るとともに、交流の促進や安全性の向上の観点から、地域間幹線道路や町道の整備を進め、便利なまちをめざします。また、地域情報の共有化や情報の受発信の促進を中心に高度情報化への対応を推進し、地域内外のコミュニケーションの進展につなげていきます。
(2)進展する地域産業
町民の生活を支え、来町者との交流・集いの場を提供する商業を活性化させるとともに、本町の資源を活用した特産品づくりを促し、活力のある地域産業の展開をめざします。このため、事業経営への支援や商店街の活性化、地場特産品づくりに向けた条件整備に取組みます。また、新しい時代のビジネスチャンスを活かす事業展開に向け、産業間・団体間・消費者等との連携の中で、新規事業や起業への支援を進めます。そして、地域での就労機会の拡充や労働環境の充実を呼びかけ、働くチャンスが豊富な地域づくりをめざします。
(3)にぎわいの場づくり
絵本の里づくり活動や様々な交流活動を通じて、町内外の交流を呼び込む、魅力のある街づくりに取組みます。このため、物語のある絵本の里づくりをめざした中心市街地の整備改善と商業の活性化を町民・事業者・団体の連携で推進するとともに、絵本の館、道の駅、桜岡湖など人々を引き寄せる交流拠点の整備とネットワーク化を図り、町ににぎわいの場をつくります。また、本町の自然環境や、農業の展開方法の一つとなる体験観光の開発と滞在の場としての魅力化に努め、遊びに来て楽しむことができる観光形成をめざします。
2.恵みの大地を活かす農業
(1)生産性の高い農業の推進
地域農業の発展のためには農家経済の安定が重要となっていますので高生産型の農業をめざします。そのために、農地の集約化と団地化・基盤整備及び地力向上さらには共同と協調の組織活動を活発にし、経営体質の充実によりコスト低減と生産性の高い農業をめざします。
(2)明日の農業を築く基礎づくり
剣淵町の農業と農村を担う農業者を確保して活力ある農業にします。そのために、世代交替による農業後継者・新規就農者の育成と経営支援体制を整えます。また、農業情勢の激しい変化に対応するために特定作物の産地づくり、多様な営農の育成さらには農業経営と農家経営体質向上の施策を進めます。さらに、農業と農村の諸資源を活かした『田舎観光事業』の推進により経済的にも文化的にも優れた農村をめざします。
3.美しい風景と快適な住環境
(1)快適な住環境づくり
公営住宅の整備充実をはじめ、多様な住まいづくりを促進する宅地の確保、町民の暮らしに身近な公園などの整備に努め、コミュニティ基盤の充実・向上を図ります。さらに、行政と町民とが一体となって、美しい農村景観や絵本の里にふさわしい街並み景観など、本町独自の景観形成を築き、地域のもつ風景や街並みを大切にして、豊かな自然と生活が共存する快適な住環境づくりを進めます。
(2)環境に配慮したまち
広域的な体制のもと、町民・事業者の協力体制の中で、ごみの資源化や減量化への取り組みを強化し、循環型社会を構築します。さらに、環境保全への監視体制を強めながら、公害や不法投棄などの未然防止に努める一方、本町のもつすばらしい自然環境を保全します。特に、児童に対する環境教育を推進し、自然や地球環境への関心を高め、豊かな自然と環境にやさしいまちをめざします。
(3)安心して暮らせるまち
常備消防の充実と消防団の活性化等を通じて消防・救急体制を整えるとともに、地域と連携した防災コミュニティづくりを進め、緊急時に即応できる体制を整備していきます。また、交通安全活動の充実等により交通事故防止に努めるとともに、除排雪体制の充実を図ります。さらに、関係機関との連携を深め地域的な防犯体制を確立し、安心して暮らせる地域づくりをめざします。
4.心と発想の豊かさを育む地域社会
(1)地域福祉社会の確立
各種機関や事業者が連携する地域ケア体制を築くとともに、地域コミュニティや団体活動を通じ、ともに支え合う共生型社会づくりをめざします。また、介護・生活支援サービスや介護予防への取組みを推進するとともに、障害者の活動や社会参加などの促進、低所得者やひとり親家庭への支援など、社会的なセーフティーネットを充実し、安心感のあるまちづくりをめざします。
(2)保健・医療の充実
町立診療所と健康福祉総合センターを核とした保健・医療体制のもと、町民一人ひとりが生涯にわたり、心身ともに健康で安心して暮らせる環境を整えます。特に、関係機関との連携による健康管理システムを整えるとともに、積極的な保健活動の推進と診療所体制の充実に努めます。さらに、町民の自己健康管理意識を高めるとともに、緊急時における医療体制の充実を図り、安心して暮らすことのできるまちをめざします。
(3)生涯学習の推進
時代の変化や高度化・多様化する学習ニーズに対応できる生涯学習を推進し、推進体制や学習施設の充実と既存施設を有効活用するとともに、時代変化に対応する学習機会の提供を進め、創造性豊かな生涯学習社会の構築をめざします。また、スポーツ活動や文化活動への支援など、町民の自主的な活動をはじめ、様々な芸術文化を楽しむ機会の拡充を進めます。さらに、地域の誇りとなる活動を支援し、ふるさとの歴史、伝統、文化の保存・継承に努めます。
(4)健やかな子供たちの育成
地域の理解と協力のもと、多様化するニーズに応じた保育サービスや子育て支援体制の強化に取組み、子どもや保護者が安心して暮らすことができるまちづくりをめざします。また、学校教育では子どもたちが社会人として必要な基本を身につけ、一人ひとりの個性が尊重され、生きる力を育む義務教育に努めます。また、町立剣淵高校では地域の特性を活かした魅力ある教育を展開する地域に根ざした高校としての位置付けを図り、地域産業に貢献する人材の育成に努めます。
家庭と地域の教育力を高めながら、子どもたちが健やかに育つ環境づくりや、この地でしか味わえない体験学習などを進め、乳幼児から青少年までの一貫性のある育成環境づくりをめざします。
5.結束力と行動力が築く 明日のけんぶち
(1)まちづくり活動の推進
町民同士の協力やまちに関心を持つ人々との連携の中で、環境保全や福祉活動、地域個性の創出など、様々な場面・場所でまちづくり活動が実践されるまちをめざします。特に、その基礎となる行政区の活動や自治会活動をはじめ、コミュニティ活動やまちづくり活動への支援体制を強化するほか、様々な形の交流を促し、多くの人と出会う機会づくりを支援します。
(2)まちづくりを支える行財政
高度化・複雑化する行政課題や地方分権の動向を踏まえ、他市町村との連携強化、行政組織の活性化や行政事務の効率化を図る一方、職員の資質向上に努めるとともに、町民から信頼される行政運営を進めます。さらに、予算配分の重点化や事務事業の見直し、経費の削減、町民負担の適正化など、効率的な財政運営と安定した財源の確保を図り、健全で計画的な財政運営を進めます。 |